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悪徳商法の事例紹介その6

悪徳商法の事例紹介その6

よくわかるクーリングオフ無料相談

■マルチ商法の勧誘例

性別 : 男

世代 : 20歳代

職業 : 会社員

経験 : 勧誘されたことがある

経験談 : 友人からF研究所の誘いや、日本H特約店のマンションに連れて行かれたことがあります。

F研究所に関しては友人ということもあり、説明だけで済みましたが、会社をやめて一緒にやらないか等を言われました。また、会員になるにはやはり情報端末の購入が必要とのことでした。

Hの特約店には会社の先輩が登録しており、“綺麗な夜景をみせてやる”といわれて、横浜の本●の事務所、その近くのマンションの一室に連れて行かれ、わけもわからずに取扱商品、その将来性、収入の大きさ等々を説明されました。やり方としてはマルチかマルチまがいであると感じました。

先輩が何故本当のことを言わないで私を連れてきたかというと特定の権限(代理店か特約店以上)にならないと、この話を他人に漏らしてはならないことが義務づけられているからだそうです。

これもこの仕事の活動の説明として、第3者が伝えた場合は話が曲がり、疑われ、この仕事のすばらしさが誤解されるからだと言ってました。が、私にはマルチまがいが知られないようにしているとしか思えません。

こうやって仲間(彼らはそう言っています。)になり、その将来性を吹きこまれ、高い品物(24H循環風呂や浄水機)を買い、無意識に、後には引けない状況になっているのだと思います。

先輩は以前にA社もやっていたそうで、マルチまがいではない、と言っていますが、どちらも同じに思えます(これらの業者がマルチならば)。

現在の仕事に不満を覚え、家族を養うためにお金が必要で、ついつい手を出したのだと思いますが、この仕事の本質を本当に理解しているのは上部のものだけで、まわりにいた仲間達はお互い声を掛け合うことで間違っていることをやっているのではないと思いこんでいるようでした。将来、売ってる商品が生活必需品になればその後は毎年製造元(○ENSOSANYO 旭○子)より謝礼金が出るとも言っていました。

そうこうして平日の深夜まで話を聞かされ、クレジットの契約書にまでサインを書かされました。最後にごねて、明日印鑑等を押印して持ってきますと伝えて帰ることができました。その際契約書のコピーは取られましたが・・

商品はどういうわけか60万を超えるように組まれていました。複数の商品でそうなるように。ノルマだとは思いますが。この商品を購入して、住民票と印鑑をもって契約店となるそうです。

・ふた月にわたる期間で100万程度を売り上げると昇格

・自分の親に当たる人と自分との褒賞金の割合は自分が多い

・紹介する場合は内容を知らせずに連れてきて、一切自分からは伝えない

・契約を断る人には他人に漏らさないようにくれぐれも注意される

 (紹介する人物が信頼する人だからこそ口外しにくい)

・平日、会社帰りにほぼ毎日顔を会わせているようだ(士気を高める)

 またそうするように教えられていた

・信頼できる人、または自分を信頼している人を誘っているらしい

・最初は個室だが、最終的には多数の人がいるところで仲良さげに薦める

・契約者は全員商品の購入を行っていて(ほとんどローン)、早期返済の

 ために知り合いを紹介しようとする。

・同じ職場の人間でも複数人には声をかけてはならない

・10人にひとりつかまればいい方である

 (つかまらなかった人は紹介人を疑う=友人が離れる)

・こわもての人間はいない

・友人の誘いだからと訴える

これらの業者が完全に悪いことをやっているとは言いきれませんが、新たに仲間に加えられる人ももちろん、ほとんど宗教のように信じ込まされている彼らも被害者のような気がします。

これほど信用しない私もつい先日、電話勧誘の誘いで出向き、契約させられてしまいました。

この時はH社を紹介された後だったため、このような商売のことが気にかかり、実際に行ってみようと思ったのです。また、電話で遅くなった為タクシーで帰らなければならない等の事を言われ、申し訳無い気持ちもありました。

結局私があさはかだったのです。

■在宅ワーク商法に関する事例

性別 : 男

世代 : 20歳代

職業 : 学生

経験 : 勧誘されたことがある

経験談 : 在宅HP作成の電話勧誘にのってしまいました。

本気でやれば月20万円も軽いという話は疑ったが、せっかく買ったパソコンを有効活用したいという気持ちが強くなり、約60万円の契約料も受講料だと割り切るつもりで、電話での口約束をしました。

その電話の勧誘員とは年齢も近く話が合ってしまい、今度一緒にどこどこ行こうとか、世間話で盛り上がったせいもあります。

後で知ったのですが悪徳商法の手口として、商品でなく人で惚れさせろというのがあるらしく、僕もまんまとその手に乗ってしまった訳です。

その電話の後、勧誘員がうちの会社のHPだと言って教えてくれたサイト(S)に行きました。ちゃんと綺麗に運営されてたのですが、勧誘員が最初に告げた会社名(P)が見つからず、不思議に思って、SOHOの仕組みを詳しく知ろうとネットサーフィンを始めました。

暫くして、悪徳商法のHPに辿り着き読んでいると、僕と全く同じケースで騙された話があり、愕然としました。会社名(P)で掲示板を検索すると2〜3の書き込みも発見し、騙されたことに漸く気付きました。でも口約束だけだから、適当に断ろうと思ってました。

しかし掲示板を次々読むと、僕の状況は既に契約したことになっており、クーリングオフが必要だとわかり、そこの掲示板に書き込みをしてアドバイスを求めました。

その後そのHPのリンクにここのHPがあり、無料相談をさせてもらいました。クーリングオフという名前は知ってましたが、何をどうすればよいのか全く分からなかったのですが、適切なアドバイスのお陰で、今は全て解決しました。

相手業者に断りの電話をする前に、ごねられることを予想して情報を集めまくりました。とにかく強く押し切ろうと気合いを入れて電話したところ、多少の小言で済みました。今冷静になって考えてみると、商品よりも勧誘員に惹かれた所が大きいです。趣味が一致して、旅行やナンパの約束までしました。面白い友達が出来たなという感覚で、この人がここまで言うんだから商品も大丈夫だろうという安心感がありました。だから騙されたと分かったときはショックや怒りというよりも、信じてた友人に裏切られたという脱力感が大きかったように思います。

今まで電話勧誘や訪問販売などに引っかかったことはなく、断る自信もありましたが、社会生活を営む上で人を信じる事は必要で、壺にはまれば誰もが騙される可能性があると感じました。

これからは、無差別な商品勧誘には耳を貸さないという態度を貫くつもりです。

断わり方 : 断り方ではないが、世間話に持っていかれないようにする。

断り方ではないが、無差別的な電話勧誘には聞く耳持たない。

感想 : とにかく素晴らしいと思います。

このHPのお陰で助かった人は大勢いると思います。僕も無料相談させてもらいました。

専門家のアドバイスはその内容とともに、精神的にとても心強かったです。

問題の渦中にいる人は、まず落ち着くことが第一だと思います。

僕は相談のメール出してから、10時間ほどで返事をもらいました。

同時に悪徳商法についてのサイトで掲示板に書き込みしたのですが、そちらは的外れな答えや、扇動的な答えもあって(それでも助かりましたが)ちょっとイライラが募りましたが、ここの返事は、僕の知りたいことが的確に答えられて、これからするべき事を順を追って説明してくれていました。

本当に有り難かったです。

その道の専門家になると言うことは、まさにこう言うことなんだと感じました。

僕は今学生なのですが、僕が感じた安心感を人に与えられるようになりたいと心から思いました。

これからも頑張って下さい。有り難うございました。

■会員権商法の事例

性別 : 男

世代 : 20歳代

職業 : 会社員

経験 : 勧誘されたことがある

経験談 : 悪徳かどうかは 実際に使ってみないと分かりませんが 私が勧誘されたのは「全国にあるレジャー施設やリゾートマンションが格安で利用できたり、商品が仕入れ値で購入できる」会員権の販売でした。

それ以外の依頼も電話にてお受けしますということで 受付帳なるノートをカバンから取り出して「本当は 個人情報も含まれているためにお見せできないのですが・・・・・・」といいながら中身を見せてもらうと 様々な地方に住む会員からの問い合わせがビッシリと書き込まれていました。「○月○日、北海道へ3泊4日の予定、航空券と宿泊施設の手配たのむ・・・・」「白浜へ5人で海水浴の予定、貴社所有のリゾートマンション近くで海はありますか?・・・・・」など等、依頼の内容は 千差万別でした。

「現役警察官も会員さんでいらっしゃいますよ」という言葉にまんまと乗せられてしまいましたが「あちらこちらの会社に問い合わせるための通信費は頂きますよ」と付け加え、さらに「全力で手配いたしますが取れない場合もございます」と言うものだから「何だよ、それじゃあ依頼するだけして ダメでも料金はかかるということか」と思い、向こうが聞くふりだけしていても こっちには分からない・・・・・・・・

「全力であたりましたがダメでした申し訳ありませんでした」という台詞を聞いて終わりだ。そう考えた私は 明日、電話で断ろうと思って わざとクレジット用紙の金融機関の欄は空けて「明日、通帳の番号を調べて書き込んで送ります」といって家に用紙の1部を持ち帰った。

ところが翌日 断りの電話を入れると「もう登録をしてしまったので それは困ります」と言われた。通帳番号も銀行印も押していないことを告げると「あれは ただお支払いが面倒だという人のためのクレジット申込みですよ クレジットで申し込まれないのでしたら振込みでお願いします」というのだ。ちょっと待て!

「お支払い開始が来年の1月からで、それまでは お試し期間ということで明日から即サービスがご利用できます」とは聞いたが「あなたは正式に契約されました」とは聞いてないぞ!3日後私はクーリングオフの手続きを行った。

悪徳業者 : 先述したように悪徳なのかは 分かりませんが この会社の名前は「株式会社W」といいますこの会社は大阪の取次店でして本社は東京にある「株式会社U」です。

市の消費者センターに聞くと「ああ、あの会社ね」と知っているかの様な口ぶりでしたのでたぶん他にも被害に会われた方がいらっしゃるのでしょう。悪徳商法を研究している人に聞くと、この会社の入っている「○●駅前第●ビル」は「悪の巣窟」だそうで・・・・・・・他にも良からぬ会社が軒を連ねているらしいです。

断わり方 : 今回がいい薬になりました。次回からはハッキリと「いりません」と答えます。

感想 : 専門家の方の意見やアドバイスが聞けるのは 大変すばらしいことだと思います。

法律事務所というところへ なかなか足を踏みこめなくて困っている人は多いでしょう。

このようなネットによる相談窓口の存在は 各事務所と提携したり意見交換をしたりして

より多くの人々に対して迅速に対応できたらもっといいと思います。

■マルチ(主婦)の事例

性別 : 男

世代 : 40歳代

職業 : 会社員

経験 : 勧誘されたことがある

経験談 : 私の家内が友人から誘われて下着のマルチ商法に引っかかってしまいました。本年9月19日の事です。

言葉巧みに第3者(友人)等を利用して強引にその日のうちに契約させてしまうと言う手段です。

家内は私に叱られるのが恐ろしくて隠しておりましたが、隠してある補正下着を見つけて追求したところ発覚した次第です。

商品受取日が10月7日であったこととクーリングオフのお知らせ欄に商品受領日から換算して30日以内の購入申し込み撤回を行えるとの記載により現在解約処理を行っております。

ローン会社への連絡を行いましたが、契約会社からの解約でないと受け付けられないとのことでしたので上記同様に簡易書留扱いで書面にて通達する予定です。

断りの電話を販売者に入れたところ、「紹介者等への手数料は支払っているので困ります」とか言われたそうですが、クーリングオフが30日とうたっているのにおかしいと言いますと、すぐにまだ支払っていませんでしたとの返事があったそうです。

物が補正下着だけに全額返還されるかどうかは分かりませんが最後まで戦ってみようと思います。

悪徳業者 : 株式会社S

会社自体はクーリングオフ制度のお知らせ等を分かり易くしているのとクーリングオフ期間を30日に設定しているのを見るとキチンとしているのかな?と思いますが代理店がダメなんでしょうね。

サロン M

リーダーは「今日決めなくてもイイヨ、ご主人と相談して・・・」等と良人ぶり、紹介者など数名があれこれ言って決めないといけない雰囲気に持って行かせる手段です。

良くある手口ですよね・・・

断わり方 : 私の場合は全て

「友人が同じようなことをやっているので全面的にそいつの所から買っているから・・・裏切れないよ。ごめんね」と断っています。

それ以上は何も言ってきませんよ。

われわれ行政書士は日々街の法律家として、予防法務にたずさわっております。お困りなことがありましたら、ぜひ行政書士に御相談ください。当事務所でも、オンラインで業務受任、クーリングオフ等の法務相談を行っております。お気軽にどうぞ。

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著作物のご紹介
悪徳商法撃退77の秘密
あおば出版「悪徳商法撃退77の秘密」
行政書士 吉田安之 監修