悪徳商法の事例紹介その5
■名簿流出について
悪徳かどうか解りませんが、ABCD大学とか言う所から、soho支援を謳い文句に入学を促す勧誘をつい先ごろ携帯電話で受けました。一方的にこちらが資料を請求したから電話したような訳のわからないかなり強引な物言いで、こちらとしては資料請求も全く覚えがなく、最初は誰かの悪質ないたづらかと思いました。相手にどこで私の携帯電話の番号を知ったのか問いただしたところ、いきなり感情的な口調でまるで○栄の取りたてのような感じで、ひとしきり悪口をならべたてると一方的に電話を切ってしまいました。相手との通話のなかで大変興味深かったのは、私の名前が○ポ○オン ○ルの教材を購入したリストに載っていたから電話したとか言っていたことです。私は○ポ○オン ○ルの教材など購入したことなどありませんが資料の請求はしたことがあったので、そこから個人データーを入手したものと解りましたがかなりのしつこさに、驚いています。その後は電話は掛かってきていません。
■先物取り引きについて
私は今○回目の大学生をしているのですが一回目は○○で一人暮らしをしていました。その時に二回程騙されたことがあります。
私は自分で言うのもなんですが「どす黒い心を持ったモラリスト」なので例えば街でティッシュやビラを配っている人からは必ずもらってあげるのがその人のためと思って無条件に受け取るのですが、ある時本屋の前で葉書を配っていた若いお姉さんがその葉書から手をはなしてくれなかったのです。そこからはお決まりのコースで「一日コーヒー一杯分」とかなんとか言って英会話五拾万円也の契約を済ませてしまいました。(二年間で授業100回個人レッスン24回分)
ただしこれはその後真面目に通い、授業自体は人数が時々多すぎる(最大15人)事を除けばそんなにひどくなく、また講師と空いている時間に比較的自由にはなしが出来たので丸損ではなかったとおもいます。最終的にチケットが残ったのですがこれは私があまりに忙しかったので後半あまり行かなくなったのが原因で、値段が高いか安いかは別にして「悪質」と言う程のものではなかったように思います。
ただ勧誘の手口が典型的なキャッチセールスのそれだったのと悪質業者に名前をあげる人もいるので(ちなみに『ABC』です。)書きました。
二回目はこれはもう典型的なキャッチセールスで、リトグラフ一枚五拾万円也(確か業者名は『ABC△』だったと記憶しています)でした。この時も「一日コーヒー一杯分」の決め台詞を聞かされ「しまった」と思いつつも当時バイト代でうなる程金があったので、とりあえず一番複雑で絵の具代がかかってそうなやつをえらんで「損切り」しました。ちなみにこれも葉書を放してくれなかったのがきっかけです。
私は比較的裕福な家庭に恵まれ、しかも当時はほんとうにバイト代が山のように入ってきたので月々2万5千円程度の支払は致命傷にはならず「ハガキ2枚で100万円」とかいって友人達の笑いをとりつつも「高い授業料を払った」と反省する程度ですみました。しかし客観的に見れば気の弱いただの騙され人であったことは間違いなく、現在でも「情報収集」と称してたまに向こうに出向いていく(もちろん遊びで)さまは一般人から見れば異様であろうと思いますが、商品先物のようなヤクザな世界にあえて踏み込んで堅実にやっていく(すごく矛盾した物言いだと思いますが)事が出来ているのもかつて実際に騙されたという経験があっての事だとおもいます。
ちなみ商品先物取引は親友のすすめで始めた物で、そのとてつもない危険性(別の友人で4000万円やられたやつもいる)は十分承知したうえであえてやっております。ただし人には絶対勧めません。なぜなら『すべての相場はババ抜き』であり、『相場で儲けるということは即ち他人の金を盗むことである』からその覚悟のない人間はやってはいけないからです。本音を言えばカモが増えるのは喜ばしいのかも知れませんが、何しろ私は『どす黒い心を持ったモラリスト』なので下心丸出しのオヤジや人を騙そうとする悪い取引員、頭の悪い公務員にたいしては手加減しませんが知り合いが騙されるのは見るに忍びません。
ところで商品先物と言えば顧客としてだけでなく就職先としても騙される人もいるのではないのでしょうか。
私は昨年友人から「弟が先輩の誘いで先物取引の会社に就職したいと言っているので何とかしてほしい」と相談を受け「この業界では顧客の預けた証拠金のうちの9割以上が取引会社に手数料として流れる。もしきみが自分の顧客が年に何人も破滅していくのを見ながら平気で居られるのならやりなさい」と言ってあきらめさせたことがあります。
顧客としても就職先にしても本当に危険な業界ですがほんの一握りのまともな人間もいることはいます。もちろんやるに越したことはないのですがヒリヒリした生きかたをしたい人がもしやる場合に取引員を選ぶ基準は「リスク開示」この一点に尽きると思います。業界で言うところの「イケイケ」の会社や取引員は相手が素人なのに直ぐに建玉の枚数を10倍30倍と増やしたがリます。しかし先物取引が信用取り引きであり、通常証拠金の10倍以上の取引をすることに鑑みれば、仮に100万円の証拠金を預けたとして多くても建玉は2枚にとどめておくべきで(20万円分)ここのところを説明できない業者は全て失格でしょう。
私は幸いにも師匠と取引員に恵まれ、だまって一枚建玉を増やしただけで取引員が師匠に通報し、それを聞いた師匠から「知らないよー」と厳しくお叱りを受けています。余談ですが私の師匠はかの有名なクレスベール証券のサギ外国人社長と実際に会って債券を勧められたのですが彼曰く「あのアホいっこもリスクの話せんかったから絶対買わんとこ思たんや」と言うことで買わなかったそうです。
以上の私のつたない経験からの結論は「リスクを開示しない人間はすべて詐欺師だと思え」というものです。それから「心」とか「生きがい」などと言う言葉を人前で恥ずかし気もなく口にする人間は詐欺師か少なくとも能力のない人間であり、どちらにしても用心してかからなければならないと思います。
■悪徳業者 : ABC△ー×と言う業者(本社大阪)
今回(○月18日)情報収集のために近くの喫茶店に出向いたところ、以前のものから少々進化していた。ダイヤモンドや版画では「興味がない」で済まされるのを恐れたのか、「今の社会を生き抜くには情報がひつようだ」とかなんとかいって携帯端末『ザウルス』に『当社が世界で始めて開発したソフト』を付けておよそ180万円で売り付けられそうになった。(月々3万円の5年(!)ローン)
私は過去の経験からこの手の商売の相場は50万円と思っていたので余りの金額に思わず笑い出してしまい『話にならん』と言って断った。(もちろん最初から断るつもりで行ったのだが)
それから今回の目的の一つは何処から名簿の情報がもれているのか探ることだったのだが、答えはなんと大学生協だった。私は年齢が○歳にもかかわらず身分的には普通の大学生であり(つまりターゲットは『大学生』)、また1年生の時と4年生のときに電話をかけてくるタイミングからある程度の予測はついていたのだが、あまりのことにあきれてしまった。
大学生は通常全員が生協に加入し、機械的に『ABCD』と言う侵犯会社(変換ミスだがあまりにお似合いなので直さない)と契約するのだが、我々にとって選択の余地のない会社にもかかわらずこのような業者に名簿を流すとは一体どう言うことなのだろうか?
私は名簿情報をながすこと自体は問題にしないが、仮にも大学と言う教育機関を得意先に(しかも独占的に)している会社には少なくともこのような業者に情報を流さない社会的義務があると思うのだがどうなのだろう。それともこれは大学生に世の中の厳しさを教えるためにあえてやっているのだろうか?
ちなみにこれは信販契約の用紙が『ABCD』のものであったことと『ABCD』のホームページに取引先として『ABCD』の名前があったことから私が勝手に判断したことなのでひょっとしたら違うかも知れないが多分間違いないだろう。
断わり方 : 「司法試験の勉強をしているのでそんな暇は全くありません」と言うのが私のお気に入りです。これは単に「暇がない」というのと違って「俺には法律の心得があるんだぞ」というのを臭わせる効果が期待できます。さらには「じゃあ試験が終わったら」と言う逃げ道を塞ぐこともできるのではないかと思います。だってその時にはもっとてごわい相手になっているんですから。
たまに司法試験のなんたるかをしらない大ばか者が電話をかけてきたりしますが、その場合は親切に教えてあげるのがいいでしょう。大抵は「じゃあがんばってください」といって和やかに電話が終わります。もちろん『書士』関係の職業を使って「悪徳商法の相談をうけたりもする」などと言うのもいいかと思いますが相手の気分をかなり害するかも知れません。
今回私は「商品先物取り引きをやっている」と言っておいて自分がややこしい相手であることをさんざんアピールしておいたのが現場で優位に立つのに役立ったと思います。
しかしこれは私が実際に法学部を卒業し、商品先物取り引きを、そのうさん臭さを十分に知り尽くしたうえで堅実にやっているので話に説得力が出たのであり、司法試験の知識無しに言うのは危険かも知れません。でもそのぐらいの知識は悪徳商法のメインターゲットである大学生なら持ってて当たり前だと思います。
■日本 ABCD協会について
(1) 平成10年の11月、職場の方に、「日本ABCD協会」から、夜7時に電話がかかってきて、「文部省より、重要なお知らせがあります。Aさんは、パソコンをお持ちですか?」「はい」「AB商品に関する資料をお送りしたいのですが、希望しますか?」との問いに資料を見てみたいと思い、住所と電話番号を教えた。(寮に住んでいた)
(2) 後日、AB商品に関する資料が、寮に到着し、申し込み期限が書いてあった。
(3) 資料に目を通し、非常に興味をもった。しかし、当時の私は大学の通信教育へ行こうか、迷っていた時期で、AB商品とどちらにするか、迷っていた。
(4) 迷っていたが、仕事が忙しかったこともあり、回答を直接、連絡しなかった。
(5) 申し込み期限の日に、再度、日本ABCD協会より、職場へ電話があり、
「最終期限ですが、結論はでましたか?最初で最後のチャンスです。これを逃したら、残念なことになります。今回、ご案内したのは、ABC商事の上層部の是非とのご推薦によりご連絡しました。(ABC商事は、私の勤務する会社の親会社)今回のご案内は、日立製作所、セガエンタープライゼス、大塚商会(もう1社言っていたが忘れた)に勤められている社員の方々に限り、連絡しています。又、このサイバーカレッジは、シャープやマイクロソフトと言った、大企業も協賛しています。テレビに出られている「ますぞえよういち」さんをご存知ですか?あの方をお招きして、会員を対象に講演会を開き、大変、ご好評を頂いたことがあります。今後も、このような講演会を定期的に開催していきたいと思っております。又、今回、あなた以外の一部の社員にもご紹介させて頂き、全員、入会を希望されて会員になられております。あなたのみ、ご回答を頂けておりませんので、ご連絡しました。尚、今回のことは、総務課などの人事を取り扱う部門にはお話しならないようにお願いします。査定などの評価が不公平になるためです。今回、会員になられると、特典として、協賛されているシャープ様より「デジタルカメラ付のパワーザウルス」を無料で差し上げます。その後、AB商品の教材をお送りします。」ほとんど、パワーザウルスほしさに入会を決めてしまった。
しかし、契約のために必要な銀行通帳と印鑑を会社に持ってきていなかった。すると、「お昼休みに自宅に取りに戻ることはできませんか?」「近いから何とかできると思いますが」
「午後一番で、当社の担当が伺いますので、お急ぎいただくよう、お願いします。」その後、確認の電話があった。
「ご通帳と印鑑はご準備頂けましたか?」「はい」「当社の担当が、守衛所のほうに、伺いますのでよろしくお願いします。ところで、以前、会員になられてから、やっぱり、辞めたいと途中で言った方がおられ、紹介した会社の上層部が大変に怒った、ということがありました。社会人として常識の無い行動、言動に非常に憤慨されておりました。Aさんは、そのようなことが無いと思いますが、それでよろしいですか?」「はい」「それでは、これ以降は、入会の意志があるとの証拠を残すため、電話のやりとりの内容を録音させていただきます。よろしいですか?」「はい」この時、入会の意思と、住所や電話番号、氏名等を録音されたと思う。
「以上で、会員の手続きを終了します。後ほど、クレジット会社より、契約の確認の電話が入りますので、宜しくお願いします。お仕事を中断させて申し訳けありませんでした。失礼致します。」
その後、クレジット会社から電話があり、正式なクレジット契約の確認を行った。
午後になってから、守衛所から連絡があり、名前は忘れたが、ABCD協会の担当が立っていた。緑色の安物のスーツを着ていた。どうも、おかしいなとは思ったが、守衛所で
クレジット契約の書類にハンコを押した。「これから、頑張っていきましょう。」と言って、握手を交わした。その後、守衛所の守衛さんが心配げに、「大丈夫なのか?悪質な詐欺じゃないのか?なんか、Aさんを待っている間、態度が非常に悪くて腹が立った。」と言っていた。
その後、約束の通り、シャープのパワーザウルスとAB商品教材が送られてきた。
パワーザウルスは、本物で問題なく使えたが、教材の方は、はっきり言って、全く役に立たない最低レベルのものだった。この段階で、退会をしようと思ったが、「ABC商事の紹介」ということで、不安がよぎり、 やめてしまった。
不景気の最中、そんな身勝手なことをすれば、リストラされてしまうのではないか、そうしたら、生活そのものが成り立たなくなってしまうと思い、諦めてしまった。
又、AB商品の会員制のホームページにアクセスし、色々な勉強を行うとの内容だったが、1年間、ロクな更新がされず、「だまされた」と思った。こんな内容で、何が勉強できるのか!という最低最悪なホームページである。又、ホームページの中に、「会員交流」ということで、BBS(掲示板)が準備されていたが、いつのころからか、AB商品批判の内容だらけになり、自分以外にもABワールドを悪質な詐欺と思っている会員が、多数、いることを知り、自分自身、 調査に乗り出した。昨年の12月に、会員を対象としたクリスマスパーティーがあり、参加した。場所は、新宿だった。が、以外にも普通の英会話教室のように思え、怪しいところはなかった。
しかし、参加していた女性に声を掛け、入会に至る経緯を聞いたところ、自分と全く違う歌い文句で入会していたことが分かった。AB商品に対する批判が高まる中、マイワールド側で今年になってから、内容を毎月、更新するようになったが、内容があまりにも貧弱なため、さらに批判が高まっていった。不信感が募る日々を送っていたある日、退会に応じないAB商品の姿勢を批判するBBSの書き込みに対し、「法律的にどうなのか、知り合いの議員に聞いてみる」との書きこみを行ったところ、別の会員の方から、メールを頂いた。それによると、退会したいとの意思をAB商品に電子メールで送ったが、「クレジットの途中解約はできません」という返事だった、とのことでした。
その後、おかしいと思い、インターネットを使い、クーリングオフや消費者センターの相談窓口を調べてみると、「吉田事務所」さんを発見し、「やられた」ということを知った、といういきさつです。現在、BBS上には退会したい人で、あふれかえっていますが、皆、あきらめ ムードで泣いている方が多数、います。かわいそうです。現在、BBSは最悪の状況で、AB商品に対して、「死ねと言いたいね」という過激な発言もありますが、私自身も、それと同じくらい憤りを感じています。
私は、吉田事務所さんのホームページを見て、AB商品に対する怒りが込み上げてきて、何が何でも、退会し、お金を取り戻したい、との思いで、いっぱいです。お金が戻らないならば、 退会し、これ以上の出費は押さえたいです。又、他の泣いている会員さんにも、この事実を一日も早く、知らせなければならないとの、使命感を感じます。現在、他の会員さんには、日本ABCD協会は、悪質業者であることは知らせていません。今、知らせれば、混乱してしまう恐れがあるからです。この点についても、どうしたらよいか、ご相談致したく。
今、思い起こすと、こんなことがありました。
契約した後、違う業者から連絡があり、「ABA」が何とかと言っており、ノートパソコンを差し上げるとか言っていたが、「生活が苦しいので涙を飲んであきらめます」と一言いったら、「残念ですね。分かりました。上層部には伝えておきます」と言ってた。こちらも、毎月、1万円を 支払うようなシステムになっていた。資料を送ったと言っていたが、手元には届いていなかったので、 おかしいと思った。
又、ある日、「○△A○ン×」から電話があり、こちらは、相手が女性だったので、100%、 断るつもりで会ったが、話がそれて別件で盛り上がり、朝まで、ファミリーレストランで話していた。結局、朝になって、家に帰った、ということがありました。しかし、こちらも悪質業者一覧に伏字で掲載されていたので、ああ、やっぱり、という感じです。
よくよく、考えると、自分は転勤のため、○×県より○○県にきており、私が○○にいることを業者がなぜ、分かったのか、しばらく疑問でした。しかし、すぐに分かりました。それは、「ビジネスショウ」を見るために、出張で晴海に行った時、展示会場で、勧められたアンケートに 記入した職場の電話番号を売られたのでしょう。全く、困ったものです。
これらを思い起こすと、「吉田事務所」さんが紹介されている内容と非常にマッチしており、安易に自分の住所を書くものではないな、ということを痛感致します。
■資格商法について
絶対許せないサムライ商法の手口を告発します!!
7年ほど前にABC×修センターで中小企業診断士の資格を取るために受講契約をしました。それは自分が望んで受講したのでいいのですが、厄介なのはそれからでした。
去年の8月頃に
「あなたの受講してた講座の決済をします。勉強の方継続されますか?」
との電話があり、その時丁度仕事も忙しかったので「辞めます」と返事をすると、
「それですと最大受講期限の4年をオーバーしてますので3年分の決済金40万程かかりますがよろしいですか?」と言ってきました。思いもよらない電話でしかも何年も経っていたので契約内容を忘れていたので仕方なくその時は決済するしかないと思い、解約書類を送ってもらいました。
後日、送られてきた書類は、全然覚えの無い会社、○台のABCー×ョンという所からのものでした。もしや!と思いつつ中を見ると、「現代ABC教材全16巻」計38万円の申込書が入ってました。(やられた!)
こんなの契約した覚えないし、そして私が7年前に契約した会社でもありませんでした。
とりあえず電話して書類を送ってきた担当者に文句を言いました。すると、
「(開き直って)ええ、あなたの最初契約した会社とは違いますよ。だけど、あなたが書類を送って欲しいと言われるからこちらは書類をお送りしたまでですが。」
そしてこっちが問い詰める度に
「それはの解釈の相違ですから。」とシラを切る一方でした。
もちろん、こんなのはクーリング・オフしてやりました。
それにしても、こんな個人情報を流すなんて許せないと思い、一番最初に契約したABC研修センターに電話したら、「あなたのお掛けになった電話番号は現在使われておりません」…どうやら潰れてしまったようです。でも、ひとつ前の電話帳には間違いなく掲載されていたので、98年9月までは会社が存在していた事は確かでしょう。
そして、念の為もう一度契約書を読みなおしてみましたが、向こうの(ABC商事)の言っていた決済金という制度は全くのウソでした。
どうやらABC○修センターは潰れ、社員が持ち出したか会社で売りに出したかどうかは知らないけど、とにかく名簿が流出してると言う事は何となくわかりました。
それから同じような手口の勧誘の電話が僅か一ヶ月ほどの間に5〜6社から掛ってきました。でも、私が
「いや〜、オタク、前に電話したら全然つながらなくてさぁ、てっきり潰れたのかと思ったよ。じゃあきっと私の方で間違ったんだね〜。で、本当の電話番号教えてよ。」
というと大抵すぐに切られてしまいました。
それからは一旦電話は静まったのですが、どうやら向こうは作戦変更に出たらしいです。今度は女性でした。
「私どもはABCセンターと申しますが、最近私共の方に教材業者からの勧誘の相談と言うものが激増してまして、○○さんの所はそう言った被害はございませんか?」とさも心配げに聞いてきました。そして
「こちらで独自に調べた結果、○○さんの個人データが流出されている様なので私共のほうでそのデータを抹消できますがいかがされますか?」
そして、話を聞いていくとどうやら私のデータ流出量は多いので通常データ削除1社に付き3万円の所、私は特別全部で30万円でいいと言われましたが誰がその手に乗るか、勿論断りました。そしてそれから暫くしてまた別の電話がありました。
「私、ABC×究○の高森と申しますが、最近、教材業者によるしつこい勧誘が問題になっておりますが、○○さんの所は?」と切り出してきました。そして、
「その対策と致しまして我研究所では国家資格と同等の勉強をしたという修了書の方を発行致しております。それさえあれば国家資格を取ったも同然と言う事なので、しつこい勧誘も無くなりますよ。もし、勧誘されても私の名前を出していただければ大丈夫です。」
と妙に説得力のある言いかたをしてきましたが、よくよく考えたら何でこんなによく知っているのだろう?と言う疑問がありました。もしやみんなグル(といっても定説のオッサンじゃないですよ。お約束。)なのだろうか?と思い、それにその修了書を買ったからって国家資格が取れた訳でもないし、全く上手い言いまわしだなぁと危うく乗ってしまいそうになりましたが、当然、お断りです。(ちなみにその修了書は約50万円だそうです。)
すると今度は私の現住所に電話が掛ってくるようになりました。今までは会社か実家の方にしか掛ってこなかったのに、そして、現住所は電話帳にも載せてなかったので、どこで調べ上げてきたのだろうと気味が悪くなりました。
もしや、と思い実家に問い合わせると、どうやら私の中学の同級生と名乗る男から頻繁に電話が掛ってきたようです。そのときたまたま電話に出た祖母が相手にうまく乗せられて私の現住所、電話番号、家族構成、そして携帯番号まで喋ってしまったようなのです。もちろん、その同級生と名乗る男はニセモノです。やり方はとことん汚いです。
そして、買わない私によっぽど痺れを切らしてきたのでしょうか、私のある休みの日、ABC究×のムロフシという41歳の男から電話がありました。そして遂に脅しにかかってきました。ほんと、よくTVでやっていた日栄の脅し方みたいで、あぁ、本当にこんな事があるんだなぁ、と思いました。そして、私の妻を電話に出せというのです。多分、妻を脅せば私が言う事を聞くとでも思ったのでしょう。当然出すわけありません。すると声を荒げて殺すとまで言ってきたではありませんか。そして、実はこの会話は録音してあるということを相手に告げると
「このやろう、今からそっち行くから待ってろ!」
というので、「これるモンなら来てみろバーカ!」と私もつい大人気無い事を言ってしまいましたが、いくら待っても結局来ませんでしたが。ところで何も売りつけられなかったけど、何の用件だったのかこのオッサン。
私の方もやられっぱなしは嫌なので、対策としてマイクロレコーダーを常備し、ナンバーディスプレイにしたら家への電話は収まりました。184は着信拒否できるし、表示圏外も出ない様にしていたのがよかったようです。
でも、会社への電話は相変わらずです。最近は「リストラ屋」(と勝手に私が呼んでいる)から電話が来ます。
「うちはなぁ、辞めさせた社員10万人こえたんやぁ。あんたもこれからなのにたいへんだなぁ。」
どうやら会社に押しかけるのが業務内容だそうですが、行くぞ行くぞ言っといて未だ来ません。
教材はどうでもよくなっちゃったのでしょうか?とこっちが聞きたいです。
今度はどう手を変えてくるのでしょうか?でも、とことん戦ってやろうと思います。
ちなみに妻は昔、ベ○ッ○○クラブと言うエステサロンの強引な勧誘に負けた事があります。男は出てこなかったものの、契約書にサインするまで周りを女に囲まれ、同性の圧力ほど怖いものはなかったと言っております。
悪徳業者 : 私が思うに、アBCD研修センターが無くなった後にそこの社員が名簿を持ち出したか売り飛ばしたのかと思います。
■電話勧誘業者について
経験談 : 以前は多い時に月5〜6回の勧誘の電話がありましたが、最近では年に5〜6回ぐらいに減っています。全国には、私みたいに困っている人は沢山いると思います。現に私自身もこのような勧誘の電話の対処に苦慮しています。色んな公的機関に相談しても余り意味がないことは今迄に何度も経験しています。かといって法律相談するにも時間とお金が掛ると言う思いで二の足踏んでいました。
■ある主婦の情報
○○公務員の官舎に住んでいますが、官舎内でマルチな奥様を多々見かけます。度胸があるのか無知(無恥?)なのか、団地内にビラまでまいて物品販売です。「CO○CH○L」と言う、これは婦人服や小物の様です。他にも、ABCD、ABCD、ABCDー、ABCー化粧品等々。確か、官舎内の居住区(部屋の中)でも、ショウバイはまずかったと思うのですが・・・・解釈の違いでしょうね。皆さん、主婦らしくホームパーティー大好きで、ボーナス前は盛んです。競って買っていますが、そのうち勧誘してきます。販売員になったな、と思っている内にお客様の奪い合いで喧嘩を始めて、おちおち近所づきあいもできません。
これほど「悪徳情報」にマルチが登場するのに駆逐されない事情の裏には、自分の女房を庇い立てる心理もあるかもしれませんよ。公安な方の奥様も、アムでした。旦那様は商品を勤務先に持ち込んでいたそうです。入院したときも病院の指示に逆らって、個人輸入したアムのビタミン剤を飲ませたと言っていました。情けない話です。教師と結婚した友人は、父兄懇談会用にクッキーを作っては旦那様に渡していました。身近な人からの勧誘ほど、主婦を悩ませるモノはありません。むげには断れない、ご近所だから争いたくない、という気持ちを利用しています。まだ、宗教のビラまきの方がマシです。
■悪徳業者 : ABC(大阪)を御存知ですか?
ABC(名古屋)などの、「旅行業務取扱主任資格商法」がらみの団体です。私はかつて旅行業でしたから、旅行業がどれほど儲からないやくざな仕事かは承知していますが、昨今この資格で「在宅ワーク」が出来ると言って教材を売りつけているようですね。ターゲットは、「ド素人」「素堅気」の主婦です。ネット上でこの情報を見かけ、「名義貸しではないか」と掲示板に書き込んでからメールで相談にのっているうちに、一番アヤシイのはこの「事業団」ではないかと思い、大阪法務局へ登記簿謄本を申請しましたが、答えは「該当無し」でした。一方、旅行業・旅館業関係の友人に確認すると、無登録の旅行業者もいまだに存在するし、名義かしも相変わらずのようです。中小の旅行業者などは倒産が相次ぎ、旅館側は取り立てと情報収集に忙しいようです。運良く旅行業務取扱主任の資格を得ても、この事業団で資格を使われてしまうと(名義貸しをされてしまうと)、どんなやっかいな事態になるか・・・・・・千葉県警では、法律相談窓口の方が話をよく聞いてくださいましたが、やはり事業団が合格者に渡す、毎月5万円は名義使用料であると判断できるそうです。(事業団では、ABCなどと契約したお客様が試験に合格し、合格証が手元に届く頃にコンタクトして「合格証のコピーと履歴書」を事業団宛に送るように指示しています。「仕事を紹介する」そうです。その後、送金があります。)ただ、警察・消費者センターなどにある縄張り根性と無関心などが、被害者を増やす可能性があります。実際、私の相談相手は何度も奈良の警察に相談にいきましたが、まともに相談にのってくれなかった様です。この商法,教材売りも悪徳ですが、この事業団の法が上をいく悪辣さです。どうかそちらにご依頼があった際は、くれぐれも契約などせぬよう、また即刻解約するように御指導下さい。
われわれ行政書士は日々街の法律家として、予防法務にたずさわっております。お困りなことがありましたら、ぜひ行政書士に御相談ください。当事務所でも、オンラインで業務受任、クーリングオフ等の法務相談を行っております。お気軽にどうぞ。
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